ThePowerOfVoice’s diary

木村匡也(きょうや)のブログ・主にテレビに映ってない部分の話し

ナレーター、漫才に挑戦!声の違い〜漫才とナレーション

ナレーターが舞台から学ぶこと

 先日8月9日漫才師、木曽さんちゅう氏のご依頼で、漫才の舞台に立った。コロナで自粛のいま、開催が危ぶまれたが、木曽さんちゅう氏のご尽力で無事にイベントは開催された。

 

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THE・MANZAI!

舞台の発声とスタジオの発声

ナレーターとして、こんなチャンスはない。なかなか無い。あなたも同業者なら一度やってみるべきだろう。

 

ナレーターじゃなくても、声優、歌手、など声にたずさわる人は、ぜひ一度はおやりなさい。

 

 

滅多に出来ない貴重な体験だ。

 

発声の違い

何と言っても、舞台の発声が全く違う。スタジオは防音設備がととのった静寂な空間だが、漫才は舞台だ。しかも演芸場なのだ。

 

スタジオでは「声の質」にこだわって録音ができる場所だが、演芸場は「声の質」なんか構ってられない。お客さんを笑わせる空間だ。

 

お客さんに届く声を出す!

 

これに尽きる

 

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「ええ声」で漫才するのやめなさい!

 

いつも、スタジオで静かにナレーションをしてる自分に、カツを入れる意味でも、芸人の世界に飛び込んでみることは非常に意味があると思う。

 

 

 

漫才にかけた青春!

又吉直樹くんの「火花」や、誰かの「漫才ギャング」など、漫才と青春をテーマにした、やたらとカッコいい映画が流行ったが、そういう世界を覗いてみたい気分もあった。

 

www.youtube.com

 

 

 

だいたい「相方」がいるというのも経験がない。相手との間、ツッコミのタイミング、話のスピード、これを2人でやるなんて、もう世界が違う。

 

ナレーションはいつも一人舞台だ。

 

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スタンダップコメディアンたち

じゃあ、2人組じゃなくて1人でピン芸人みたいに、笑いを取れるか?と言ったら、そりゃー無理だ。

 

多分誰も笑ってくれないだろう。今回は、木曽さんちゅう氏が色々と苦心してくれたおかげで、なんとかなった。

 

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ななふしぎとアフタートーク

 

そんな私を、今回が初めての経験なので、他の芸人のみなさんもとても優しく迎えてくれた。これがとても嬉しかった。

 

 

本当はもっと「部外者」として壁があるものだろう?とも思うが、今回はみなさん優しく和気藹々とステージを盛り上げてくれた。感謝!!!

 

 

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響と木曽さんちゅう!スゴいコント(笑)



 

多くの、声優学校などが「舞台」の授業をやっているが、やはり本物の演芸場に出してもらうというのは、スゴい体験だ。

 

 

 

客席からの見えないオーラ

まず、明らかに違うことは、舞台は、お客さんからの反応がダイレクトにあることだ。

 

 

お客さんからの”風圧”を受けて、セリフがうまく言えなくなる。←こういうことはナレーションのブースでは体験できない、「生」の舞台ならではの貴重な経験だ。

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観てる観客も、影響を及ぼしている

 

科学的に証明できないが「人の気」というものは、しゃべってる人にかなりの影響を及ぼしてくる。

 

 

ある種のスピリチュアルな話だが、実際にあるからしょうがない。そういう目に見えない「気」が、舞台の良し悪しを左右するのだ。

 

 

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スタジオとライブは違う!

観客の放つ期待感、嫌悪感、は相当なパワーで演技者の芸に影響を与える。

 

 

 

 

笑い声と拍手もヤバい

舞台に立って笑い声と拍手に乗せられると、かなり暴走する。だいたいネタは事前にきちんと作ってあって、言われたまま忠実にしゃべっているだけなのだが、笑い声と拍手に乗せられて思わずアドリブを入れそうになった。

 

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ちょ!アドリブとか、まだまだ早いよ(笑)

 

 

いずれにしても、

すんごい経験だった。

 

いつもスタジオという「防音空間」でで仕事をしている我々が、あのようなノイズにまみれて、お笑いをするというのは、ちょっとない非日常経験だった。ナレーターが経験出来ないもの、

 

それは   

 

発声と客前

 

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寄席の魔力!?なのか???

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幕が降りて、舞台で一緒に記念撮影

 

 

 

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