ThePowerOfVoice’s diary

木村匡也(きょうや)のブログ・主にテレビに映ってない部分の話し

声のプロいうなぜお経は音読するのか?言霊を入れるためだ!

声のプロだから一生のうちに「音読」している時間は普通の人の、100倍、1000倍?いや、もっとあるだろう。その体験から言うと、なぜお経を音読するのか?それは言葉にパワーを宿らせるためだ。

 

すなわち「言霊」(ことだま)を入れるためだ

 

 

お経は音読しなければならない

以前、テレビの番組で、ある人気芸人がお坊さんに、こんなことを尋ねていた。

 

「お経って声に出して読まないといけないんですか?」「意味がわかるなら黙読でいいんじゃないんですか?」と

 

 

お坊さんはちょっと黙っていたが、毅然として芸人さんに向かってこう言い返した。

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一心祈願

「いえ、お経というものは声に出して読まないといけません。お経は声に出さないとダメなんです」

 

私は感動した。さすが坊さん。よく言ってくれた。お経は声に出して読まないとダメなのだ。そうしないとお経のパワーが出てこないのだ。ぜひそのタレントさんにも体験してもらいたいな〜。

 

ちなみにその芸人さんはチョー理屈屋で、たぶん屁理屈を言わせたら芸能界最強の口八丁(くちはっちょう)

 

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本文のタレントとは関係ありません

 

なるほど確かに仏教ではだまってお経を読む(黙読する)修行もある。書き写す写経(しゃきょう)という修行もある。

 

しかしやはり基本的にはお経というものは声に出して読まなければならない。絶対に声に出して読まなければならないのだ

 

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少年よ!力の限り読経するんだ!

 

体験したらわかる

体験したらわかる

体験したらわかる

 

お経は声に乗せることによってパワーになる

 人の想いは「力」を持つことができるのだ。

 

お経に「力」があると信じるからこそ、あの寒空(さむぞら)の下、ガレキの中を彼はお経を唱えながら歩いたのだ

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亡くなった方、その土地に降り積もった悲しみ、それら全てに、せめてお経を聞かせてあげて心を静めたい。魂を静める力がある!いや、あってくれ!

 

そう思うからこそ、粉雪が舞う中、凍てつく被災地を歩いたのだ。

 

これは科学ではない!言霊なのだ。

 

 

 

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日本史教科書のヒーロー!

 

空也上人(くうやしょうにん)の口から出る声、お経の一文字一文字が仏像になっていった!という伝説を覚えているだろう?空也上人ほどの徳の高いお坊さんになると、その声に仏様を宿らせるほどの霊力があったのだ。


 

子供の頃はさっぱり分からない 

私も子供の頃は、適当にお経を音読していた。しかしこれではダメだった。意味のわからない漢字の羅列をダラダラ読むだけで、、、わけが分からない時間だった。

 

ところが今から30数年前、初めてお護摩勤行に参加した。これは壮絶な体験だった!!!

 

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のーまくさんまんだ

 

大爆音で響き渡る大太鼓。若い坊さんたちと一緒に、一心不乱に唱える錫杖経、理趣経、観音経、般若心経 そして数々のご真言。

 

終わったときには汗だくになり、気が遠くなって、ほとんど気絶しそうだった。確かに「悪霊」が抜けていったという気がした。なにか悪い憑き物が落ちたということが自分なりに分かった。

 

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ボタナンボロン

これはすごい!こんな神秘体験が普通にその辺の寺でできるのか!?まあその辺っていっても深川だけどね

 

日本のお寺のすごさを思い知ったのだった!!!

 

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阿耨多羅三藐三菩提レインボーダッシュ!

中途半端じゃダメ!真剣に祈る

つまり、私のそれまでのお経の読み方は全然お話にならないレベル。ただ声が出ているだけのちゃらんぽらん読みだったのだ。お経というのは、もっともっと激しく、真剣に、全身全霊で、心から祈って音読しなければならなかったのだ!

 

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衆生の意想各々不同なれば〜

 

 

すなわち「勤行(ごんぎょう)」

ざっくりいうと 必死に修行するということだ。

これがワタシには欠けていたのである

 

ちゃらんぽらん読みでは仏様のことが全くわからなかった。

 

結論

だからお経は音読しなければならないのだ。しかも一心不乱に、全身全霊を込めて、汗だくになって、涙や鼻水が出ようが、そんなの構うもんか!汗だくになり、体力が枯れ果てるほどに、全力を振り絞って!必死x100倍の精神力で読まなければ〜伝わって来なかったのだ

 

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ホトケ〜!ヨシヒコ再放送でまだ出たな

キリスト教でもそうだ

キリスト教は、ただ単に聖書を読んで静かにお祈りをしていると思ったら大間違いだ。キリスト教においても「主の祈り」というものがある。これはイエス様から直接教えられた祈り方として聖書に載っている祈りだ(マタイによる福音書6章6-13、ルカによる福音書11章2-4)

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天にまします我らの父よ


 

この「主の祈り」を必死に読んでいる人たちもいるのだ。一心不乱に唱えてみよう。全身全霊をかけて、邪念を打ちはらい、力の限り、喉がカラカラになるまで、必死に神様に向かい続けるのだ。声を出して「主の祈り」を唱えてみよ!

 

何かが動くのが感じるはずだ。

 

祈りはパワーをもっている!

ただ中途半端な祈りじゃダメだ。

それが伝わらない人は、まだ祈る力が弱いのだ。まだ絶体絶命のピンチに追い込まれていないのだ。

 

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異論は認めるけどな

映画エクソシストから学んだこと

少年のころエクソシストというホラー映画が流行った。悪魔に憑依されてしまった少女を救い出すため、2人の神父さんが壮絶な闘いを挑むのだ。そう悪魔に「祈り」で立ち向かうのだ。

 

たかが映画とあなどるなかれ。

 

キリストの力が汝を滅ぼす

キリストの力が汝を滅ぼす

キリストの力が汝を滅ぼす

 The Power Of Christ Compels You

唱えているだけで神の力を感じて目頭が熱くなってくる。

 

まだ子供で教会にも行ったことがなかったが、メリン神父の迫真の演技、その祈りの言葉に私は激しく打たれた。多分あれが「信仰としてのキリスト教」の初めての体験だっただろう。のちにキリスト教学校に行くのである。

youtu.be

 

神道は最強の「声」

我らが日本の神道は言霊のチャンピオンだ。まさに声に出して祈ることによって、そこに言霊を出現させる信仰だ。というか声のパワーとしてこれほど最強な宗教って無いでしょう?と言いたいくらいの音読バリバリ最強の宗教だ。

 

祝詞 ←これは「のりと」という。シュクシとは言わない。なぜなら大和言葉だからだ!大和言葉こそ我々日本人にとっては、音声化したときに最強最大のパワーを発揮する言葉なのだ。

 

だから神道では大和言葉であり、すべて声に出して読むのだ

 

 言霊を乗せるように音を作った日本語

日本語の五十音は言霊をのせやすいように、わざと音声を単純なものにしている!と聞いたことがあるが、そうだろうな〜と思う節がいっぱいある。

 

例えば英語だと「ア」でも、いろんな種類の「ア」がある。英語の試験の時に発音記号で悩んだでしょ?

 

æ  ʌ  ə   ←こゆやつ!

 

でも日本語では「あ」ひとつしかない。

 

わざとそうしている。その方が言霊が乗るのだ!と聞いて、昔の人の言霊愛にふれて〜思わず涙がこぼれてきた。やおよろずの神々はありとあらゆるところにおわしまする。「声」の中にもいらっしゃる。

 

そしてあなたを強めてくれるのだ。

 

そう言葉は今風に言えば、パワーを与えてくれるのだ。

 

 

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さよう!

 

お分かりだろうか?

 

結論2

だからお経は声に出して読まなければならない。

 

それも、全身全霊で 読まなければならない。